私事ではありますが、一週間ほど風邪をひいています。まだまだ夜も寒い日が続くので、みなさんも体調にお気をつけくださいね。
さて、今このブログにたどり着いてくれた人の中には、チャイルドラインで話をきいてほしいと思っていてもなかなか踏み出せない人もいるかと思います。そこで今回は、「気軽な気持ちでかけていいんだよ」ということを伝えたいと思います。
*言いたいことがまとまっていなくてもいい
チャイルドラインには、電話をかけてきてもなかなか話し始められない人もいます。でも、それでもいいんです。私たち受け手は、無言もその人の「意思表示」ととらえます。聞いてほしいことがあるのに、言葉にするのが苦手、という人でも大丈夫です。あなたの言葉を待ちますし、あるいはあなたが考えをまとめられるよう声かけをしたりするので、一緒に考えていきましょう。
*途中で切ってしまってもいい
例えば、「電話したいけど、家族が途中で帰ってくるかもしれない…」という理由で、電話できない人もいると思います。でも、そんなふうに急に都合が悪くなったら、切ってしまってもいいんです。友達との電話だったら気を遣ってしまうところですが、チャイルドラインなら大丈夫です。「誰かに聞いてほしい」というあなたの気持ちを優先してください。
*「こんなことで相談していいのかな?」と思わなくていい
チャイルドラインに話を聞いてほしい、という人の中には、すでに友達や家族に相談したけれど、もやもやとした気持ちを抱えている人もいると思います。例えば、「そんなのくだらない悩みだよ」とあしらわれてしまったりとか。でも、チャイルドラインはあなたの悩みを否定しません。あなたが悩んでいるなら、それは一緒に考えるべき問題です。
チャイルドラインに限らず、電話ってとても不安の大きい作業ですよね。私は、受け手を始めて1年近く経ちますが、受話器を取る前はやっぱり緊張します。でもそんな私だからこそ、話し手の立場を考えながらこれからも寄り添っていきたいと思います。