2015年11月21日

「子どもの人権カフェ」について

こんにちは。ヤングライングループFです。
すっかり寒くなってきましたね。
晴れてすごく暖かい日が突然あったりもして寒暖の差に気をつけたいところです。

さて、今回は先日の11/8(日)に参加した「子供の人権カフェ」について書きたいと思います。
基本テーマは「子供の貧困問題について」でした。
私は前半の講演会に参加したので、3人の方が話してくださったことから感じたことを以下に書きます。

岩谷剛秀さん(千葉県健康福祉部健康福祉指導課副課長・自立支援担当)
「子どもの貧困対策と課題について」〜千葉県子どもの貧困対策推進計画を中心に〜
 千葉県子どもの貧困対策推進計画を中心に、子どもの貧困に関する千葉県の現状などをデータに基づいて説明してくださいました。生活保護を受けている子どもの高校中退率は、そうでない子どもの3倍以上になると伺い、家庭の経済環境が子供に与える影響の大きさを感じました。また、大学に進学をするとその子が生活保護の対象から外されると知り、そのことが大学進学率が10%台であることの理由の1つかなと思いました。教育を受けられる環境を作ることは、子どもが一人で身を立てることへの支援に繋がると思うので子どもの貧困対策推進計画の実施によって、生まれた環境が教育機会を左右されることのない世の中が作られてゆけばいいなと感じました。
赤石千衣子さん(NPO法人しんぐるまざーず・ふぉーらむ理事長)
「ひとり親家庭の現状と課題について」
 シングルマザー・ファザーが一人で子育てをすることの実状についてお話しくださいました。ひとり親家庭では就労率は高いが、収入は低いという現状があるようです。この背景には、子育てとの両立によって働ける時間が限られていること、シングルマザーの場合は女性の賃金の低さなどがあるようでした。私が特に印象に残っているのは、ひとり親家庭の貧困は経済に関することだけでないということです。時間・健康・友人関係の貧困など様々な貧困がその周りを取り巻いているということでした。一つの貧困がまたほかの貧困を引き起こす連鎖のようなものがあると感じました。ひとり親家庭を支援する施策のPRが多く行われることで、必要なときに「助けてほしい」と声を挙げられる環境が生まれればいいなと思います。
宇田川政男さん(児童家庭支援センター「ファミリーセンターヴィオラ」相談員)
「子ども・親の相談活動から見えた子供の支援の課題について」
 宇田川さんは「ファミリーセンターヴィオラ」で子育て支援、貧困の問題、施設退所者のその後の支援などに取り組まれています。養護問題の件数は年々増加していて、援助の不足、家庭文化の脆弱さ、経済的な問題などが絡み合い問題は多重化しているようです。私が注目したのは、援助欲求の不足によって児童家庭支援センターが関わることのできない家庭があるということでした。外側から見たら支援が必要な状況でも当事者である家庭が支援を必要としない場合があるということが新鮮でした。まずは家庭の現状を客観的に把握してもらうことが必要なのだとわかりました。宇田川さんは、今後は里親、グループホームなど様々な支援の形が生まれて、家庭に合わせた援助が生まれていけば良いと考えていらっしゃるようです。

今回の講演会に参加し、自分一人では想像することができなかった子どもの置かれている現状を知ることができました。これから電話を受けていくときに、「もしかしたらこういう背景があるのかもしれない」とより相手の状況を考えながら聴くことができるようになればと思います。

ヤンググループでは「受け手」スタッフを募集しております。
18〜30歳で、第2・第4土曜日に都合のつく方は、
以下の募集要項をぜひご覧ください。
ヤンググループ募集ちらし(2013 8).doc


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posted by ヤングライン at 13:40| Comment(0) | ヤングライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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