チャイルドライン千葉ヤンググループのIと申します。
今回は、実行委員会で行ったロールプレイについてお話します。
ロールプレイとは、ある場面において各自が役割分担をして
演技(疑似体験)を行うことです。
チャイルドラインでは、実際の電話を受ける前の研修として、
また自分の電話の受け方を自省したり他の人の良いところを学んだりすることを目的として
ロールプレイを行います。
具体的には、以下の3つの役割に分かれて行います。
・話し手(電話を掛ける子ども)
・受け手(掛け手の声を聴く)
・観察者(掛け手、受け手のやり取りを観察する)
私は、今回のロールプレイに「話し手」として参加しました。
普段は受け手として子どもの声を受け止めているのですが、
どのようにすれば正解というものはありません。
子ども1人ひとりに向き合うことが大切なのですが、
それは簡単なことではありません。
電話が終わったときに「これで良かったのかな?」
と思うことも少なくありません。
しかし、今回話し手になってみて、「話してよかった」という実感を
持つ事が出来ました。
胸の中にあるもやもやした気持ちや、
はっきりとはしていない思いを言葉に表すことで、
自分がどうしたいのかということが少しずつ分かってきましたし、
さらに受け手の言葉にも助けられて、最終的な方向性も見えてきました。
気持ちに寄り添って一緒に考えてくれる人がいるということが、
子どもにどのようなことであるのかを、
少しは体験できたのではないかと思います。
子ども達にも「この電話に掛けてみてよかった」と思ってもらえるように、
今後もロールプレイや研修での学びを大切にしたいと考えています。
よろしければtwitterものぞいてみてください。
https://twitter.com/younglinechiba
また、ヤンググループでは「受け手」スタッフを募集しております。
18〜30歳で、第2・第4土曜日に都合のつく方は、
以下の募集要項をぜひご覧ください!
ヤンググループ募集ちらし(2013 8).doc